投資初心者の子育て世代におススメの投資法

優待・高配当株

子育て資金、夫婦の老後資金など家族の幸せも考えた資金計画を立てるのに給与所得だけだと不安だなぁ

子供が小さいうちは自治体や会社からの手当てももらえるので、今のうちに増やして将来の学費や結婚資金に備えてあげたい。

でも、銀行に預けてもほとんど増えないどころかたまに引き落としの手数料取られるだけでむしろマイナスです。

何か良いお金にの増やし方は無いかなぁ

こんな悩める子育て世帯に向けて10年以上続けてきた投資のおかげで

不安が少しずつ解消できたため、家族との時間も大切にしつつ

資産を増やすことができた

私のおススメの投資法を紹介したいと思います。

ポイントは時間をかけず、低リスクでお金を増やすです。

最初に

独身世帯に比べて自分だけでなく家族みんなの将来を考えなければならない

子育て世帯は子供の養育費、自分達夫婦の老後の生活費と将来への不安も人一倍。

現在は高収入がある人も、ずっと仕事も安泰かはわからない

ほとんどの方は将来に不安を抱えているという方が多いですよね。

少なくとも今、このブログを見て頂いている方はみなさん同じだと思います。

お金に関する不安は拭えないですよね。

お金はほしい、でも家族との時間も大切にしたい

そんな方におすすめの投資法を記載していきます。

投資する上で大事な事

投資とギャンブルの大きな違い

まず、投資に対して抵抗のある方、投資=ギャンブルと思っている方に

投資とギャンブルの大きな違いを記載します。

投資=全員が勝つ可能性がある
ギャンブル=勝つ人がいれば、必ず負ける人がいる

競馬・パチンコ・宝くじ等に共通することは、みんなの賭け金を

その過程で胴元が一部搾取して再分配しています。

つまり、賭け金は誰かの手から誰かの手に渡っているだけで、

賭ければ賭けるほど胴元の取り分として絶対額は減っていくということです。

決して資産を増やすためにやることではなく、勝った負けたのドキドキを

娯楽として楽しんだ分の対価を支払うという感覚で行うものであると

考えるべきものだと私は思ってます。

映画を見て感動した、遊園地で遊んで楽しかった、ギャンブルで

ドキドキを味わった。全て対価を支払っていますよね。

一方で例えば株式投資についてはどうでしょうか。

ある企業の株を買ったら、その企業が大きく儲かって、配当がもらえた・

株価が上昇して高く売れた。

いかがでしょう?企業・従業員・投資家 誰か損をしたでしょうか?

もちろん逆もあり得ます。企業が赤字を出して、配当0・株価下落。

こんな時もあるでしょう。

でも大前提は出資者は企業を応援したい。企業は黒字を出して株主に還元したい。

目指すべき方向性は同じでみんながプラスになればハッピーですね。

ここが大きな違いだと思っています。

リスクの理解と対策

投資をする上で一番重要なことはリスクを理解することです。

投資は確実に資産が増えるわけではありません。

脅すわけではありませんが、やり方によっては資産を大きく減らす可能性も

あるということを理解したうえで行う必要があります。

リスクを減らす方法は以下の2点です。

余裕資金で行う
分散投資を行う
長期投資を行う

まず、最初に行うことは生活資金と投資資金を別に考えることです。

生活資金(数カ月生活できるお金)と直近で必要になるであるだろうお金は

手元に残した上で、最悪のケース投資資金が無くなっても生活には支障が

出ない範囲のお金で投資するようにしましょう。

これは投資の判断をする上でも非常に大事なことです。

生活を脅かす金額では冷静な判断ができなくなる可能性が大きく、

これは最大のリスクです。

次に分散投資です。分散投資にも大きく2種類あります。

投資対象と時間の分散です。

何事も一つに集中するとそれが崩れると取り返しがつかなくなります。

いろいろ分散しておくことで大きな損失を防ぐことができます。

投資対象を分散するのは何となく理解しやすいと思います。

では投資対象とは具体的にどのような対象があるのか少しだけ触れておきます。

一番思い浮かぶのは株式ですね。株式以外にも債権、不動産、ゴールド等

投資対象は様々で、値動きが異なる物事に分散させることは非常に重要です。

また、銘柄、業種、国これらを組み合わせていろいろ分散するだけで

リスクは大きく軽減できます。

次に時間の分散ですが、一つの投資先でも時間を分けて投資すると

高掴みするリスクを避けて安定につながります。

次に長期投資をおススメする理由について記載します。

投資とギャンブルの違いについて記載しましたが、

株式投資もすぐに儲けたいと思って短期売買を繰り返す手法は

ギャンブルと言えます。投資のプロでも株価の上下を完璧に読める人はいません。

そして、素人がプロには勝てません!!

ギャンブル的な買い方をするのはリスクでしかないのです。

投資の一番勝率が高いのは、亡くなっている方、存在を忘れている方

なんてよく言いますが、長期保有が一番勝率が良いのです

ちなみにもう一つのリスクについても記載しておきます。

投資しないこともリスクの一つです。お金の価値は変わります。

子供の頃に100円で買えたお菓子が大人になって100円では買えない量が

すごく減った。なんて経験ありませんか?

お金をただ持ち続けることも価値の減少リスクが存在します。

リスクを正しく理解して自分のリスク許容度の範囲で

適切なリスクを取りながらお金を増やすことで将来に備えましょう。

初心者におすすめの投資法

ずばり結論から言うと、下記2点を『長期運用』する。

インデックス投資(全世界又は米国株)日本の個別株(高配当、株主優待)長期で運用することです。

これらの投資を行うことで得られるメリットは下記の通りです。

時間分散、銘柄分散することでリスクを押さえることができる
成長市場に幅広く投資することで株価上昇、分配金を得る
毎年安定した配当金を得る
株主優待で家族と楽しみながら購買欲求を満たす
時間と手間をかけずに家族の時間を大切にしながら資産を増やす

正に子育て世帯には必須ともいえる投資手法だと考えています。

インデックス投資(全世界又は米国株)

インデックス投資とは?

インデックス投資って何ですか?

特定の指数と連動した値動きを目指す投資方法です。

??

一番身近な指数だと『日経平均株価』とか。その他にも世の中にはいろんな指数があります。つまり、その指数を目指した運用を行うということです。どの株を買えば良いかわからないなんて言う投資初心者には一番簡単な投資手法と言えます。

インデックス投資のメリット

インデックス投資のメリットは以下の通りです。

・小規模から投資可能
・一度毎月定額投資を設定してしまうとほったらかしでOK
・買う株を迷う必要がなく、分散投資が可能なためリスクが低い。
・アクティブファンド(専門家が運用するタイプの投資信託)に比べて手数料が安い

・過去の実績からするとアクティブファンドよりも好成績

インデックス投資のデメリット

インデックス投資のデメリットは以下の通りです。
・あくまで指数に連動なので大きなプラスが望めない
・投資の知識はあまり増えない
・将来に向けた資産増加を狙う投資のため、投資中はキャッシュが減る

米国・全世界のインデックス投資をおすすめする理由

投資の基本は成長分野に投資することです。

日本の経済の状況はみなさんご存じの通りかと思います。

高齢化と人口減少の進む日本では経済全体としては大きな成長は見込めません。

今現在も経済の中心地は米国です。そして人口増加の激しい発展途上国です。

米国や発展途上国は成長の期待値が大きいですが、情報のアンテナが

高くないと個別の良い投資先を見つけるのは難しいでしょう。

その中でインデックス投資のメリットや分散投資については

上記で述べた通りです。

情報のアンテナが高くない市場だが、成長の期待できる分野で

インデックス投資を長期分散で行うことは最適解の

一つではないでしょうか。

インデックスファンドの選び方

一括りにインデックスファンドと言っても

種類が豊富で何を選んだら良いの?

確かに銘柄選びは難しいですよね。

長期投資するなかで、意外と無視できないのが経費です。

経費?どんな経費がかかるかわかりません・・

販売手数料、信託報酬、信託財産留保額などがあります。

これらを安く抑えることも重要ですので参考にして下さい。

販売手数料0(ノーロード)、信託財産留保額0で

信託報酬がなるべく安いものを選びましょう

まず、投資信託を購入する上でかかる経費について説明しておきます。

【販売手数料】

購入時のみに発生する証券会社等に支払う手数料。

同じ投資信託でも販売会社によって手数料は異なるので注意が必要です。

手数料0(ノーロード)のものも多いのでそういうものを

選ぶのが良いですね。

【信託報酬】

投資信託を運用するのに必要な経費。

これは運用をお任せする以上は必ず必要になるものです。

運用期間中ずっとかかり続けるものですので、ここが非常に重要です。

信託報酬の高いものを選んでしまうと、世の中的に株価は

上がっているのに思った以上に資産が増えてないなんてことも。

【信託財産留保額】

換金時にかかる費用。必要のないものも多いです。

私の購入している投資信託例

インデックス投資の選ぶ際のポイントは上に記載してみましたが

いざ選ぶとなると難しいという人に向けて私の購入している

投資信託を紹介しておきます。

※購入する際はあくまで自己責任でお願いします。

①SBI 全世界株式インデックスファンド

販売手数料・信託財産留保額0

信託報酬0.1102%/年以内

②SBI・V・S&P500インデックスファンド

販売手数料・信託財産留保額0

信託報酬0.0938%/年程度

日本の割安個別株(高配当・株主優待)

日本国内への投資について

先の項目で日本経済の大きな成長は見込めないと記載しましたが、

投資先としてダメだという事はありません。

日本にも個別の投資先としては成長の見込める会社や、安定した収益を

長期的に見込める会社も多数あります。

そして、日本の事なので身近な情報から良い投資先を探すことは可能です。

自分が良く行く店、世の中の流行等少し意識することで

儲かっていそうな会社、これから成長しそうな会社を見つけることは

それほど難しいことではありません。

また、世の中の情報のアンテナを高めたり、個別の投資先を調べたりしてみる

ことは自分自身の成長に大きく貢献するでしょう。

ただし、投資初心者にとって株価上昇を狙った投資というのは

非常に難しいです。

そこでおススメするのが高配当株や株主優待銘柄への長期投資です。

高配当株のメリット

高配当株のメリットは以下の通りです。

①配当金のもらえる金額が想定でき、キャッシュが手元に残る
②長期投資で株価の下落がカバーできる

それぞれについて解説します。

①配当金のもらえる金額が想定でき、キャッシュが手元に残る

配当金は過去の実績配当額が公表されています。

また直近の配当額(予想)も公表されており、将来どの程度の配当が

もらえるかを想像することができます。

毎年配当額を増加させている会社(連続増配株)、業績の良し悪しに

関わらず安定した配当を何年以上継続している。などの会社は投資先として

かなり魅力的ですね。

また、配当金が毎年入ってくるためキャッシュが手元に残る

メリットがあるため、自由度が高くなります。

②長期投資で株価の下落がカバーできる

高配当株を長期投資してみましょう。

長期投資している間株価はどうなりますか?正直わかりません。

下落しているかもしれません。でも、高配当株であればその間

結構な配当金をもらい続けられます。

例で示してみましょう。

株価1,000円×100株=100,000円を投資したとします。

配当金の利回りが5%/年でもらえたとしたとき

配当金は5,000円/年もらえますね。 ※税金を一旦無視します。

これを10年間継続保有するといかがでしょう。

単純ですね50,000円もらえます。

20年だといかがでしょう。100,000円ですね。

つまり20年持ち続けると最初の投資額が回収できます。

この時点で株価が半分になったとしても50,000円のプラスです。

預貯金が超低金利な時代にこんな投資先はありませんね。

もちろん株価は上昇している可能性も十分ありますのでその場合の

リターンを考えると楽しくなっちゃいますね。

安定して高配当を続けられる会社はそれだけ魅力的です。

株主優待のメリット

株主優待のメリットは以下の通りです。

①とにかく楽しい株主優待
②株価が安定しやすい

それぞれについて解説します。

①とにかく楽しい株主優待

株主優待が大好きだーーーー!!!

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

これまで、インデックスファンドや高配当株をおススメする理由を

書いてきましたが、正直投資を始めてすぐの時期は

大きな資産上昇は見られず、本当にこんなやりくりで

将来大丈夫なのかの不安は解消されづらいです。

手元にお金があっても使えず、節約一方の方も多くないですか?

私はまさにそのタイプでした。

そんな方々、株主優待投資をしてみましょう。

私は株主優待が大好きです。

おまけをもらえるって楽しくないですか?

お得感を得られて新たな発見もあります。

株主優待を採用している会社はかなりたくさんあり、

そして優待の種類もたくさんあります。

自社店舗で使える優待、カタログギフトから選べる優待、

体験ができる優待等・・・とにかくたくさん。

いろんな株主優待を試してみましょう。

優待でお得にいろんなものを食べられ、いろんな物がもらえ、

いろんな体験ができる。

使う力も養いつつ、楽しくお金を貯めることができるので長期で

投資していくためのモチベーションになると思います。

②株価が安定しやすい

 株主優待銘柄は株価が安定しやすいです。
 理由は簡単。私のような優待ファンがいっぱいいるからです。
 もちろん、不祥事や業績の極端な悪化等は株価下落につながります。
 でも、世の中の流れによる世界的な株価下落下においては
 株主優待が人気の銘柄は他の銘柄に比べると比較的株価下落率は
 緩やかになる傾向が高いです。
 銘柄の中には長期保有でもらえる優待や、グレードアップするものも
 あります。そんな銘柄は売りたくなくなる心理が働きます。
 魅力的な優待銘柄をリスク資産として長期で保有してみてはいかがでしょうか?

個別銘柄を購入する際のポイント

あまりいろいろ言うといろいろ調べないと買えないと躊躇してしまっても

何なので投資額が少ないうちは、『とりあえず何か買ってみたら』というのが

本音ですが、投資初心者が個別銘柄を購入する際、

最初に購入するなら下記くらいかなというのをポイント上げておきます。

①投資単価の安いものを買ってみよう
②身近な会社を買ってみよう
③会社の情報を調べてみよう

それぞれについて解説します。

①投資単価の安いものを買ってみよう

投資初心者が高配当株、優待銘柄を購入する際、まずは

資産に応じて安く購入できる株をいくつか持つようにしましょう。

私自身は10万円未満の株を複数所有から開始しました。

少し資産が増えるにつれて20万、30万くらいのものまでは買うように

なりましたが、それ以上は今でも手は出しません。

10万の株が倒産しても、損失は最大10万円。

増える場合は天井知らずで増える可能性もあります。

やはりリスクを極力低くするには分散が大事です。

②身近な会社を買ってみよう

投資初心者の内は自分がよく知っている会社を選ぶようにしましょう。

よく使う店舗、よく使うサービス、何をやっている会社なのか

よく知っている、自分が働いている業界と近いなどにしておいた方が

無難です。儲かっていそう、長期に渡って経営出来そう。

そんな感覚を持って会社を見てみて応援したい会社を買ってみましょう。

最初の内はここまででまず買ってみて慣れてみるというのも良いと思います。

慣れてきたら少し調べて購入してみてしょう。

③会社の情報を調べてみよう

【直近の業績】

赤字の年があるのか。(初心者の内は赤字がある時点で買わない)

少し投資に慣れてくれば赤字の理由が何なのかがわかれば、

そこが改善されていそうなら買っても良い。

業績が右肩上がりで伸びていそうか。

【配当利回り、優待情報】

高配当、優待銘柄を中心に購入したいのでそこがどうなのかは

必ず見ています。

配当金で言えば3%以上、優待で言えば自分にメリットがある優待か。

優待の種類もいろいろあるので、身近に使える店舗が無いとか

もらっても嬉しくないとか。自分に合っているかどうかはチェックしています。

また、優待の場合はもらえる条件もあるので注意しましょう。

保有株数(200株以上)、長期保有(3年以上保有している人のみ)とか

【いろんな指標】

正直最初はまず買ってみたらという意味では上記内容で一つ買ってみても

良いと思ってます。その後少し慣れてきたらもう少し細かく見てみましょう。

証券会社のHPや会社のHPを見てみるといろいろな指標が載ってます。

その中で良く使われている指標を紹介しておきます。

ここでは難しことは書かずにわかりやすくかみ砕いて

記載しておきますので、興味あれば証券会社等で

ちゃんとした説明がありますので調べてみてください。

<per:株価収益率(Price Earnings Ratio)>

1株当たりいくらの利益を稼ぎだしているかというものです。

自分の投資したお金を効率よく利益に結びつけてもらえてるかな?

というのを見る指標と思って下さい。

効率良く利益が出せるとその分1株当たりの配当も増やしてもらえる?

ただし、各年度毎に利益は上下し、たまたまその年は利益が高かった

という場合もあるのでそのあたりも併せてみるようにしましょう。

よく10倍を下回っていると割安なんて言われてますね。

<pbr:株価純資産倍率(Price Book-Value Ratio)>

1株あたりの純資産に対して、何倍の株価で株が買われているか・・・

わかりづらいか・・・

理論的にはPBRが1倍というのは、会社が解散したとき株主には

投資額がそのまま戻ってくるということを表している指標です。

1倍未満であれば純資産に対して株価が割安だというイメージで良いかと。

<自己資本比率>

財務の安全性を見る指標で、会社経営のために集めたお金の中で

返さなければならないお金の比率と思ってよいです。

ちなみに株主からのお金は返さなくても良い方で計算されてますね💦

業界によって目安が異なる傾向もありますが

全産業の平均は40%程度とのことです。

 

全ての指標は業界やどの時点で見た指標かによっても判断は

変わってしまいます。いろんな会社の状況を見て、

自分の感覚を養っていけばより良い銘柄選びの能力が向上していくはずです。

まとめ

子供に向けた教育費、自分の老後資金等将来に向けたお金の不安が多い

子育て世帯は長期運用でリスクの少ない投資がおすすめです。

インデックス投資(全世界又は米国株)日本の個別株(高配当、株主優待)

長期で運用することで下記のメリットがあります。

時間分散、銘柄分散することでリスクを押さえることができる
成長市場に幅広く投資することで株価上昇、分配金を得る
毎年安定した配当金を得る
株主優待で家族と楽しみながら購買欲求を満たす
時間と手間をかけずに家族の時間を大切にしながら資産を増やす

リスクを理解して、適正なリスクをとりつつ効率的な運用を行うことで

将来必要になる時に向けてお金の不安をなくしましょう。

 

※投資である以上は元本割れのリスクはあります。

リスクの少ない手法をおすすめしていますが、

利益を保証するものではありませんので自己責任での投資をお願いします。

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