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月1回「良い浪費・悪い浪費」を振り返ってみた|ビフォーアフターで見えた、自分たちが価値を感じるところ

家計・節約

この記事でわかること

  • 「良い浪費・悪い浪費」を月1回振り返る方法
  • 振り返りを始める前(ビフォー)と、始めたあと(アフター)で、感じたことの変化
  • 我が家の「良い浪費」と「悪い浪費」の実例
  • 子供にも広げられる、1か月後の振り返り

節約しているのに、なんとなくお金が残らない

でも、使うこと自体を我慢するのも違う気がする

結論から言うと、使ったお金を月1回「良い浪費」と「悪い浪費」に分けて振り返ってみたところ、自分たちがどこに価値を感じているかが、はっきり見えてきました。浪費をゼロにする話ではありません。今回は、やる前とやったあとでの変化を、ビフォーアフターの形で書いてみます。

【ビフォー】振り返りをする前の私たち

以前のうちは、お金の使い方を、あまり意識できていませんでした。

  • 固定費を見直し、先取りで積み立てる仕組みは作っていた
  • ただ、残りのお金は「なんとなく」使っていた
  • 見栄で選んだ買い物や、満足感の薄い支出も、そのまま流れていた
  • 「何にお金を使って満足したのか」を、考える機会がなかった

節約の知識はあっても、「自分たちが何に価値を感じているか」は、はっきり分かっていませんでした。前の記事でも書いたとおり、お金は選択肢を増やす道具です。ところが、その使い道が「なんとなく」では、せっかくの道具を活かしきれていません。

やってみたこと:月1回、夫婦で振り返る

そこで、使ったお金を月に1回、「良い浪費」と「悪い浪費」に分けて振り返ることを始めました。

  • ① 1か月の支出を見返す → 家計簿アプリ(うちはマネーフォワードME)で、1か月の支出を眺める
  • ② 「また同じ使い方をしたいか」で分ける → また使いたい=良い浪費 → 使ったあとに何も残らなかった=悪い浪費
  • ③ 夫婦で一緒に話す → 責めるためではなく、お互いが何に価値を感じたかを知るための時間にする

振り返って見えた「良い浪費」

やってみると、使って良かったと感じるものには、共通点がありました。

  • 家族での外食・旅行・株主優待で行くお出かけ → 家族みんなで同じ時間を過ごせて、思い出として残る → 優待があると「せっかくだから行こう」と、出かけるきっかけにもなる
  • 趣味・コミュニティ(草野球・テニス・ボードゲームなど) → 気兼ねなく話せる仲間との時間は、お金以上に生活を充実させてくれる
  • 子供と遊ぶ道具(LaQやバドミントンセットなど) → 買ったあと、実際に家族で何度も使っている → 子供たちが夢中になる時間が増えるので、満足度が高い

共通していたのは、「使ったあとも、満足が続く」ことでした。お金を払った瞬間より、そのあとの時間に価値が出ています。

振り返って見えた「悪い浪費」

一方で、使ったあとに「あまり意味がなかったな」と感じるものも、はっきりしてきました。

  • 見栄の買い物 → 周りの目が気になって選んだものは、使っているうちに満足感が薄れる → 1人目の子育てのころは、ブランド品に使ってしまい、あとで反省した経験がある
  • 一人での食事 → うちの場合、一人でとる外食は、使った金額のわりに満足度が低いと気づいた → 同じお金を、家族での外食に回したほうが、ずっと価値を感じられる

ここで大事なのは、これは「うちの場合」だということです。一人の食事が楽しみで、生活の充実につながっている人もいます。良い・悪いは、人によって違って当然だと思っています。

【アフター】振り返りを続けて変わったこと

続けてみて、変わったと感じる点は次のとおりです。

  • 自分たちが「人との時間」や「家族との体験」に価値を感じていると、はっきり分かった
  • なんとなく使うお金が減って、価値を感じるところにお金を配分できるようになった
  • 夫婦で「何に価値を感じたか」を話すので、お互いの価値観が見えるようになった
  • 価値観のずれが少しずつたまっていく状態を、防ぎやすくなった

お金の使い方は、自分の価値観がそのまま出る部分です。振り返りは節約のためというより、自分たちを知るための習慣になりました。

子供にも広げた「1か月後の振り返り」

この振り返りは、子供にもおすすめです。

  • 子供が「欲しい」と騒いで買ったものを、1か月後に振り返ってもらう
  • 「今も楽しく使っている?」「買ったときの気持ちと比べてどうだった?」と聞いてみる
  • いろんな買い物を並べて、どれにいちばん価値を感じたかを考えてもらう

こうして比べる経験を重ねると、「何でも買って」と言わなくなってきます。買ってもらうこと自体より、自分にとって価値があるかどうかを考えるようになるからです。

  • すぐ飽きたものと、ずっと使っているものの違いを、自分で分かるようになる
  • 親が「それはやめなさい」と止めるより、本人の納得感が高い
  • お小遣いの使い方を学ぶ、お金の教育にもつながる

子供に対しても、責めたり、正解を押し付けたりせず、「どれが楽しかった?」と一緒に考える姿勢を大切にしています。

正直な注意点

  • 浪費を楽しむ前に、先取りの積立や生活防衛資金を確保しておくことが前提
  • 「良い浪費だから」と、使いすぎてしまわないように注意が必要
  • 良い・悪いの基準は、人や家庭によって違う。うちの基準をそのまま真似する必要はない
  • 振り返りの場が、相手を責める場にならないように気をつける

まとめ

  • 【ビフォー】固定費の見直しや積立はしていたが、残りのお金は「なんとなく」使っていた
  • 【やったこと】使ったお金を月1回、夫婦で「良い浪費」と「悪い浪費」に分けて振り返った
  • 【良い浪費】家族での外食・旅行・優待のお出かけ、趣味やコミュニティ、子供と遊ぶ道具
  • 【悪い浪費】見栄の買い物と、一人での食事。ただし基準は人によって違う
  • 【アフター】自分たちが価値を感じるところが分かり、なんとなく使うお金が減った。夫婦の価値観の共有にもなった
  • 子供にも1か月後の振り返りをしてもらうと、買い物を比べて考える力がつき、「何でも買って」と言わなくなる

節約は、使うお金を減らすことだけではありません。自分たちが何に価値を感じているかを知って、そこにお金を使えるようになること。それが、「貯めるとこ貯めて、使うとこ使う」ということだと感じています。

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