「優しく接すればいい」「厳しく叱ればいい」「何も言わずに見守ればいい」
子育てには、いろんな「正解」とされる方法が溢れています。
結論から言うと、うちはそのどれか一つが正解だとは思っていません。3人育ててみて感じたのは、子供の性格によって響く接し方がまったく違うということです。今回は、うちの3人それぞれのケースを紹介します。
この記事でわかること
- 「みんなに同じ接し方」がうまくいかないと感じた理由
- 3人それぞれの性格と、実際の接し方の違い
- 叱り方・褒め方・やる気の引き出し方を変える工夫
- 接し方を分けるうえで気をつけていること
「一律の子育て法」がうまくいかないと感じた理由
子育て本や情報には、「こう接すればうまくいく」という方法がたくさん紹介されています。もちろん、誰にでも当てはまる基本的な部分もあります。
ただ、3人育ててみて感じたのは、性格がまったく違う子供に、同じ接し方を当てはめようとするとうまくいかないということでした。
- 同じように褒めても、響く子と響かない子がいる
- 同じように叱っても、反省する子と全く響かない子がいる
- 「どう言えば自主的に動くか」も、子供によって全然違う
だからこそ、うちはその子自身と向き合って、接し方を変えるようにしています。
長男のケース:反応は薄いが、根はまじめで理解が早い
長男は、話をしても相槌がなく、聞いているのか聞いていないのかわからないタイプです。
- 一方的に喋りかけている感覚になることが多い
- ただ、後から会話してみると、ちゃんと聞いていて理解している
- 理解自体は早く、根はまじめなタイプ
このタイプには、反応の薄さに惑わされず、ちゃんと伝われば理解できる子だと信頼して接することを意識しています。
一方で、メリハリも大事にしています。以前、妹が嫌がっているのに構い続けていたことがあり、そのときはしっかり本気で叱りました。すると、きちんと反省する様子が見られました。
- 普段は多少反応が薄くても気にしすぎない
- ただし本当に良くないことをしたときは、しっかり本気で伝える
このメリハリが、長男には合っていると感じています。
長女のケース:自信がなく控えめ、根はやさしいタイプ
長女は、自信がなく大人しいタイプで、兄や妹に少し押され気味なところがあります。
- 根は一番やさしいタイプ
- 意外と友達作りは上手
- 勉強もコツコツ取り組むタイプ
このタイプには、叱る必要性自体があまりありません。むしろ、良い点を見つけて褒めることを意識しています。
- 基本的に怒ることはしない
- とにかく良いところを見つけて褒め、自信を持たせるようにしている
控えめな性格の子には、叱って正すよりも、褒めて背中を押してあげるほうが合っていると感じています。
次女のケース:自由奔放で手がかかるが、甘え上手
次女は、とにかく自由奔放なタイプです。
- ほうっておくと、良くない行動をしてしまうこともある
- 欲しいものがあると我慢できず、友達のものを勝手に使ってしまったり、お店で良くない行動をしてしまったこともあった
- 軽く叱ってもあまり響かない
このタイプには、叱る強さと役割を使い分けています。
- 普段の細かい注意は母親がこまめに担当
- 大きな問題があったときは、父親がしっかり叱る
軽い注意で流されてしまうタイプだからこそ、「本当にまずいときは本気で叱られる」というメリハリを、役割分担でつけるようにしています。
勉強に関しても、ただやらせようとしても全く動きません。そこでゲーム性を持たせて取り組ませる工夫をしています。
- 「やりなさい」では動かない
- ゲームのような形にすると、自分から取り組み始める
一番手がかかるタイプですが、その分甘え上手で可愛いところもあります。
接し方を分けるうえで気をつけていること
性格に合わせて接し方を変えると決めていますが、いくつか気をつけていることもあります。
- 3人を比較する言い方は避ける(「お兄ちゃんはできてるのに」など)
- 「あの子はいつも怒られない」「自分ばかり怒られる」と、子供同士で不公平に感じさせないよう配慮する
- 接し方の違いは、愛情の差ではないことを、態度でも伝えるようにする
- 一時的な感情で対応を変えるのではなく、その子の性格を踏まえた一貫性は持つ
接し方を分けることと、依怙贔屓することは違います。同じ愛情でも、届け方を変えているだけだという意識を持つようにしています。
特に、きょうだいを比較する言い方は徹底して避けています。接し方は性格に合わせて変えても、比較して優劣をつけるようなことはせず、それぞれの個性を伸ばしてあげることを意識しています。
子育てに正解はない
子育て本や情報にある「こうすればうまくいく」は、もちろん参考になります。ただ、それをそのまま当てはめればどの子にもうまくいくわけではないと、3人育てて実感しました。
- 優しく接すればいい子もいれば、それだけでは伝わらない子もいる
- 厳しく言えば響く子もいれば、逆効果になる子もいる
- 「勉強しろ」と言うべき子もいれば、何も言わない方が良い子もいる
大切なのは、方法論を先に決めるのではなく、その子自身をよく見て、合う接し方を探ることだと感じています。
まとめ
- 同じ接し方をしても、子供の性格によって響き方はまったく違う
- 長男には、反応の薄さに惑わされず信頼しつつ、本当に大事な場面ではメリハリをつける
- 長女には、叱るより良いところを見つけて褒め、自信を持たせる
- 次女には、叱る役割を分担し、勉強はゲーム性を持たせて工夫する
- きょうだいを比較する言い方は避け、それぞれの個性を伸ばすことを意識する
- 接し方を分けることと、依怙贔屓することは違うと意識しておく
- 子育てに万能の正解はなく、その子自身と向き合うことが一番の近道
3人育ててみて、方法論より先に「その子をよく見ること」が大切なのだと気づかされました。同じように悩んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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