- お金の考え方を根本から変えた4冊の紹介
- 各本の核心・読んで変わったこと
- 子育て世帯の親におすすめする理由
- 読む順番のアドバイス
このブログでお伝えしてきた「お金の考え方」は、様々な本から学んだことが土台になっています。今回は私が実際に読んで、お金・人生への考え方が変わった4冊を紹介します。「本を読む時間がない」という方こそ、まず1冊手に取ってみてください。1冊の本が、何十年分の家計を変えるきっかけになることがあると実感しています。
1. DIE WITH ZERO(ビル・パーキンス著)
「お金は使い切って死ぬ」という衝撃的な提案
このブログのコンセプト「貯めるとこ貯めて、使うとこ使う」の根底にある考え方に最も近い一冊です。著者のビル・パーキンスが伝えているのはシンプルです。
老後のために我慢を重ねて貯め続ける ↓ 死ぬときにお金が残っている ↓ それは「無駄に働いた証拠」 ↓ お金は経験に変えて使い切るべき
特に響いたのが「記憶の配当(Memory Dividends)」という考え方です。
若いうちに経験にお金を使う ↓ その記憶は何度でも「思い出す」という形で配当を生む ↓ お金は使っても消えるが、経験・記憶は一生残る
またこの記事でもお伝えしたタイムバケットの概念もこの本から学びました。人生を年代で区切り、今しかできないことをやる。この考え方は我が家のライフプランの軸になっています。
この本を読んで変わったこと
「将来のためだけに今を犠牲にしない」 → 家族旅行・子供の習い事は削らない → 帰省・親との時間を大切にする → 「今」と「将来」のバランスを意識するようになった
ただし注意点も
「使い切る」という考え方は正しいですが、子育て世帯には教育費・老後資金という現実もあります。「使い切る」を文字通り実践するのではなく、「貯めながらも今を豊かに生きる」という解釈で読むのがおすすめです。
【この本を読んでほしい人】
「老後のために我慢ばかりしている」「使うことに罪悪感がある」という方に特におすすめです。
2. 両学長「お金の大学」
お金の知識ゼロから始める人の最初の1冊
YouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」で有名な両学長の著書です。
この本で学べること → お金を稼ぐ・貯める・増やす・守る・使うの5つの力 → 固定費削減・投資・保険・税金の基本 → 普通の会社員がお金と向き合うための入門知識
この本の最大の強みは「わかりやすさ」です。
難しい専門用語を使わない → 漫画形式でサクサク読める → 「まず何をすればいいか」が明確になる
このブログでお伝えしてきた内容、固定費削減・新NISA・保険の見直しなどの考え方は、この本と多くの部分で重なっています。
この本を読んで変わったこと
「お金の勉強をしよう」という気持ちになった → 固定費を見直すきっかけになった → 「お金は怖いものではなく、学べるもの」という意識になった
【この本を読んでほしい人】
「お金の勉強を始めたいけど何から読めばいいかわからない」という方の最初の1冊に最適です。
3. 本多静六「私の財産告白」
明治時代の投資家が教える「蓄財の哲学」
明治・大正・昭和を生きた林学者・投資家の本多静六が書いた1950年代の名著です。古い本ですが、書かれている内容は今でも全く色褪せていません。この本の核心は「月給4分の1貯金法」です。
収入の4分の1を強制的に貯金する ↓ 残りの4分の3で生活する ↓ これを続けることで資産が積み上がる
現代で言う「先取り貯蓄・先取り投資」の考え方です。我が家が実践している「先に投資資金を引き落とし、残りで生活する」という仕組みと全く同じ考え方が、100年近く前に書かれていることに驚きました。また「職業を道楽化する」という考え方も印象的でした。
仕事を楽しめるようになると ↓ 成果が出やすくなる ↓ 収入も上がりやすくなる ↓ お金と時間の余裕が生まれる
この本を読んで変わったこと
「先取り積立の重要性を再確認できた」 → 新しい手法ではなく普遍的な真理だとわかった → 「地道にコツコツ続けることへの自信」が生まれた
【この本を読んでほしい人】
「本当に積立投資を続けていいのか不安」という方に。100年近く前から同じことが言われているという事実が背中を押してくれます。
4. ロバート・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」
「お金のために働くのか、お金に働かせるのか」
世界的ベストセラーで、投資に興味を持つきっかけになった方も多い一冊です。この本の核心は「ラットレースから抜け出す」という考え方です。
貧乏父さん(会社員) → お金のために働き続ける → 収入=労働。働かなければ収入がなくなる 金持ち父さん(投資家) → お金に働かせる → 資産が収入を生み出す → 働かなくても収入が入ってくる
このブログでお伝えしてきた「50歳までに会社を辞める選択肢を持つ」「投資配当で収入の柱を作る」という考え方は、この本の影響を受けています。
ただし注意点もあります
この本が推奨する「不動産投資」 → 我が家はワンルームで失敗した経験がある → 万人向けではない(失敗談まとめ記事参照) この本が伝える「本質」は普遍的 → お金の仕組みを理解する → 資産を作ることの重要性 → この考え方は今でも有効
この本を読んで変わったこと
「お金に働いてもらう」という発想が生まれた → 投資・配当・不労所得という概念を理解した → ただ働いて貯めるだけでなく → 資産を作ることへの意識が変わった
【この本を読んでほしい人】
「投資という概念をゼロから理解したい」という方に。具体的な投資手法より「なぜ投資が必要か」という考え方を学ぶのに最適な一冊です。
4冊の読む順番のアドバイス
4冊を一気に読むのは大変なので、状況に応じた読む順番をおすすめします。
お金の勉強を始めたばかりの方
1. 両学長「お金の大学」 → お金の全体像を把握する 2. 金持ち父さん貧乏父さん → お金に働かせる考え方を学ぶ
すでにある程度知識がある方
1. 本多静六「私の財産告白」 → 積立・蓄財の王道を確認する 2. DIE WITH ZERO → 「使う」という視点でバランスを取る
「貯めるだけ」になっている方
DIE WITH ZERO を今すぐ読む → 「使うことへの罪悪感」が解放される
まとめ
- 「DIE WITH ZERO」:今しかできない経験にお金を使う。タイムバケットの考え方
- 「お金の大学」:お金の勉強の最初の1冊。固定費削減・投資の基本が学べる
- 「私の財産告白」:先取り貯蓄の重要性を100年近く前から説いている名著
- 「金持ち父さん貧乏父さん」:お金に働かせる考え方の入門書
1冊の本との出会いが、何十年分の家計を変えるきっかけになることがあります。まず1冊、手に取ってみてください。

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